おはようございます。物江です。
いつも思いつき、思い込みブログにお越し頂きありがとうございます。
本日も「人が成長し、輝く人本経営を目指して」シリーズで行きますのでよろしくお願いします。
明日、物江が所属している茨城県中小企業家同友会の支部例会が開催されます。
今回は「座長」をします。
座長って何?
かっこよく言えば例会のプロデュースです。
まぁ、報告者の意図、課題を明確にして
参加者が報告者の課題を自社に照らし合わせて
一つでも二つでも学んで、自社で実践するきっかけになる
その為にいろいろ考えて当日の流れを作る役割です。
今回のテーマは「人を生かす経営」です。
同友会的にはど真ん中のテーマです。
わずか50ページですが同友会のバイブル
ノウハウ本ではなく非常に抽象度が高いので読み解くしかない・・・・・・
改めて読んで少しだけお伝えします。
①まず対等な労使関係であること述べています。
業界や企業のおかれている現状や、経営者の考え、姿勢をはっきり説明すると同時に、労働者の意見や、感情をできるだけ正しく受け止める常日頃の努力が必要です。
労使は対等と言いながら雇用する側と雇用される側のように力関係を生じる?
だからあえて「対等」を戒めの意味を込めて言っているのではないかと思う
経営者は時として決断、判断しなければならない。強い権限があり、高慢になる。
②そして人間尊重経営の実践であると説いています。
・働いている人たちは企業の中で①自分自身のさまざまな能力を発揮できる自己実現の可能性のある職場を求めています
・社員を単なる労働力としてとらえるのではなく、相互に信頼しあう信頼関係を固く築き上げ、働いている社員はもっとも頼りがいのあるパートナーとして位置づけるべきである
・いつも夢と希望を語りあえるような雰囲気を企業の中にどうつくっていくかが経営にとって決定的に大切なこと
・・・・・・
雇用契約以上の関係性を構築することが求められているかは別として必要に感じます。
うわぁ!めんどくさいと思うかもしれませんね
契約でやることを明確にして「できている、できていない」で判断していいのでは?
ちょっとだけ話がそれますが先日お亡くなりになられた「稲盛和夫」さんが
能力(0~100)×熱意(0~100)×考え方(▲100~100)で「考え方」が大事!
考え方はマイナスがあるので掛け算ならば最後はマイナスになると説いてます。
経営資源の人、モノ、カネも似ていると感じました
モノ(0~100)×カネ(0~100)×人(▲100~100)でないかと思います。
おいおい人が▲(マイナス)とは穏やかではありませんね
もちろん最初っから▲(マイナス)の人はいない
ただ、人は相互作用で▲(マイナス)、ここでは「負のオーラ」が伝染しやすい
単純に言えば人には感情があるからだと思う
経営者は理屈(論理的)で考えがち・・・だから経営ができるともいえるが
人は感性で動くもの
パフォーマンス方程式=能力×どん気持ちでやるか
人を生かす経営の前提として
従業員をパートナーと位置付けることから始まると思う
※従業員、労働者、社員、スタッフ、メンバーなど呼び名の違いだけの時もあれば意味あいも違うこともあります。今回はあえて従業員という表現をしています。
それゆえ経営者は能力だけでなく人格を磨いて行かなければ逆にパートナーには選ばれないとも言える。
なんとも先行きが不透明な時代
最初は霧で見えなかった「御釜」が見えました。
経営もこんな感じかな
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。