2024/03/20

給与計算はサスティナブルな体制で

ご訪問ありがとうございます。

野中です。


前回の投稿から1か月余り経過してしまいました。

言い訳にもなりますが、今年になってから給与計算の受託のご相談が増えてきまして💦

それも給与計算担当者の急なご退職などで、かなり切羽詰まった状況のご相談が多く、うちの社労士ソフトにデータを移行する時間がないので事業所に直接出向いて給与計算をするという、ハードなことが続いておりました。

ゼロからのスタートで、時間的に余裕がない中完成度の高いものを納品しなければならないというのはかなりプレッシャーですが、数回やっていくとその企業のこだわりの部分など確認すべきポイントなどが分かってきました。

五十の手習で使いこなせるとまではいえませんが、数種類の給与計算ソフトが分かるようになってきました。

給与計算担当者が急に退職という事態が発生するというのは、企業にとってもかなり痛手です。

ご相談してくる企業は、給与計算を1人で担っているため、仕事が属人化されていることがほとんどです。給与という仕事の特質上、数人で共有できるものではなく、中小企業であれば数人体制にする必要性もないというのもあります。

ただここで困るのは、やはり給与担当者の急な疾病や退職です。このような深刻な状況になった時に属人化の怖さを知ります。


こういう時こそ、何かあった時のために給与計算は専門家に委託するのがベストです、、、と社労士ならご案内すべきでしょうが、お客様のご要望のすべてを受け入れるには社労士事務所にも限界があります。


給与計算は、従業員が在籍している限り永遠に続く仕事です。

誰かに丸投げするような体制ではなく、企業側と社労士側が協働しながら給与を回して行ける体制をつくることがサスティナブルな給与計算の在り方だと思うのです。

給与計算コンサルティング業務はリスクと負担を分散し持続可能にしていける分野です。いずれこちを主力商品にしていきたいと思っております。



2024/03/10

3.11 あれから13年

おはようございます。物江です。 

いつも思いつき、思い込みブログにお越し頂きありがとうございます。

 

本日も「「心理的安全性の高い自立・自走のチームを目指して」シリーズで行きますのでよろしくお願いします。

 

本日は3.11東日本大震災から13年です。早く感じということは普段は幸せなのかもしれませんね。

 

今年は能登半島沖地震が発生し、今なお大変な思い、生活をされていらっしゃる方が沢山おられます。

 

被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 

今できることは

①思いを寄せる

②募金や被災されました地方のものを買う

③落ち着きましたらその地方へ出かける(年内に行きたいですね)

④社会保険労務士としてお手伝いできることがあればやる

 

先日9日(土)に3.11の被災地、宮城県の東松島、石巻、気仙沼に行って来ました。

雪が散らついた寒い1日でした。(当時も雪が降りました)


 

物江の災害ボランティア元年は2011429日~です。

 

はじめてのボランティアは自分で深夜バスを手配し、岩手県の遠野市を拠点に2日間陸前高田市に災害ボランティアを体験しました。今でもその時の光景は脳裏に焼き付いています。

 

その後はいくつかのボランティアバスが出ていることを知り、利用するようになりました。

 

最初の10年は何らかの形で被災を行くと決めてボランティア活動をはじめ、当時小学生であった子供連れてNPO法人の活動に参加をしたり、家族で被災地旅行にも行きました。

 

その後の熊本地震、千葉館山の台風被害でのボランティア活動等々に参加しました。

まぁ、ほんと半分は自己満足であったと思います。

 

ただ行ったことで自分の中に学ぶことは沢山ありました。

 

ボラバスで一番お世話になったのが水戸の石塚観光さまです。

 

2011年から13年間災害ボランティアバスを運行し続け、延べ33,000人を被災地に運んだそうです。

 

このボラバスがなければ被災地への思いだけでは行動には移りませんでした。

 

そのラストランは9日の土曜日でした。

 

ほんと感謝しかありません。

 

綿引社長の「被災地に寄添う」「被災地から邪魔だから来るな」と言われるまで続けるという強いリーダーシップに社員もついていき、参加した人の心を動かしました。

https://www.ishitsuka.co.jp/

 

災害ボランティアの体験などお伝えしたいことが沢山ありますが今はまとまらないです。

 

先日最後に訪れた気仙沼の震災以降施設で流れている当時15歳であった階上中学校の梶原裕太さんの卒業式の答辞を観ることが出来ただけでも本当に行って良かったです。

 

YouTubeで一部、ネット上では全文を観ることは可能ですが全部を映像で観るには現地気仙沼に行くしかないのかもしれません。石塚観光の綿引社長も13年間のボラバスの最後は梶原裕太さんの答辞で終わりたいと仰ってました。」

 答辞の総てを観て頂きたいと思いここでは一部だけのリンクなどは貼りません 

是非皆さんも機会があれば訪れてみてください。

https://www.kesennuma-memorial.jp/

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

最後に2011年震災の年に物江が書いたコラムがありましので良かったらご覧ください。

以下のその当時に書いたものです。

あくまでもボランティアから学んで生かされた者として活かすことが主眼の内容です。

東日本大震災から約6か月が経過しました。今までに4回災害ボランティアに参加しました。その活動を通して感じたことを皆さんへお伝えします。

 

1.なぜボランティアに参加しようと思ったか

2.ボランティアに参加する前と後で変化はあったか

3.ボランティアを終えて

 

3.11東日本大震災以降、連日被災状況が報道される中で、日増しに拡大する被害を知った以上、何かをやらなければという気持ちが日を追って高まってきました。何か物事を実行しようとするとき「何ができるか」を考えることも大事ですが「まずやろう」と決めることが大切だと思います。実際、災害ボランティアに参加するにあたっては①申し込み先は?②準備は?③交通手段は?・・・行っても無駄足だったらどうしよう?

等々考えると小さな不安?が生じてきます。そこでやっぱり行かなくてもいいかという考え、気持ちが支配的になることもありました。

ただ、今回は自分が感じたこと、自分の気持ち(ボランティアに行きたい)に正直に行動しよう!と思い参加しました。

普段の生活、仕事においてもできない理由、やらない理由はすぐにみつかりますが、「どうしたらできるだろう!その問題をクリアするにはどうすればいいのか!」と考えることでチャンスは限りなく広がると感じます。

わずか200500kmほど離れたところで家族を亡くし、家を失った人々がいる。もし自分が同じ状況だったらと考えたら、居ても立っても居られなくなった。人は唯一いろんな物事を想像する力をもっています。この時代に生きた者としてほんの少しでも今回の災害を自分のこととして想像することで行動を変え、行動することで共感が生まれます。

感性が理性を超える時代!自分の感性に従うことは自己満足のところもありますが、「まずは自己満足からはじめよう!」なぜなら自己を満足させることができなければ周りの人々に喜んで頂くことはできないからです。

個人参加のボランティアを受け入れてくれるところが少ない中で幸いにも4月末に陸前高田へ行ってきました。活動前の注意事項で「ボランティアをやってあげているんだ」という気持ちを持たないこと。写真撮影は禁止!これは心のないボランティアの行動によって被災者の心に2次3次の被害を生んでいた。

さらにボランティア3箇条として「①無理はしないこと②ノルマはない③自分の安全は自分で守る」と注意を受けました。無理をしてしまうケースがあるので自制を促した訳です。

ここに普段の仕事でも組織・チームづくり等に活かせる重要なポイントがあります。人は目的、目標が明確になれば自発的に動きます。さらに共通の目的を持った仲間との共感が更なる原動力となる。そしてすべての行動の結果は自分が源であるという責任感から自らを律して行動する。

①目的、目標の明確化→②仲間とのビジョンの共有、共感→③自らの使命、責任を果たす!

チームごとにバスに乗り込み活動現場へ向かった。海岸線に近づくにつれて目に飛び込んできた光景に絶句!想定外の津波と言われているがこちらの状況はまさに想定をはるかに超える惨状!たぶん人生で初めて「絶望」という言葉の意味を知ることとなる。しかし、これが「リアル!」事実から目を背けてはいけない。なぜならそこで生きていく人々がいるからだと自分に強く言い聞かせた。今回のボランティアは津波によって破壊された冷凍倉庫からサンマ、鮭、イクラが流出して腐敗が進み、異臭を放っている魚の片づけである。正直、腐った魚の状況、強烈な匂いに悩まされながらも、我々はボランティア活動を終えれば帰れる。しかしここで生活していく人々は浸水した住居でまだまだ日常生活からは程遠い状況(自衛隊からの給水やお風呂も送迎により週1回程度あるか?)の中で魚の異臭によりさらなる苦痛を強いられている。その苦痛を少しでも取り除くお手伝いをしたいと純粋に思った。約300名のボランティアが理屈抜きに動く!これは人が本来持っている力ではないかと感じる。「誰かのお役に立てることが自分の生きる喜びになるという力」だからこそ生きている実感を充足してくれるボランティア活動を通して活かされていることに感謝することを気づかされた。そして絶望とも思える光景の中にあって生かされた方々の直向きな姿に勇気を頂いた。今でも被災された方々から「ありがとう」と手を振って頂いた光景は忘れられない。

しかしあくまでも感謝するのはボランティアをさせていただいた私達である。それは人として大事な思いやりの機会を頂いたのだから・・・

私は普段の生活の中でも、まず自ら感謝するから感謝されるのではないかと思う。

帰りのバスの中は共通の目的、目標の仲間と多少の疲労感(充実感)とともに心地よい空間であった。

石巻で半壊した家屋から家財道具の撤去をさせて頂いた時は正直、悔しさで涙がこみ上げてきた。洗面用具、調理器具等々あまりにも生活観溢れたものばかりを散乱していた。一瞬にして生活が奪われたのだ。この家の家族は今どうしているのだろうか?どんな気持ちでいるのだろう?と考えずにはいられなかった。そして心の中でなぜなんだ!なぜなんだ!と叫んだ!

東松島では遺体安置所となった体育館の祭壇に手を合わせてから被災された方々が秋の彼岸前にお墓参りができるようにと墓地のガレキの撤去を行った。津波は何もかも奪ったが人々の心の中(先祖を敬うという人としての大事な心、尊厳)までは奪うことはできない。あるインタビューで「震災は不運だけと震災に負けたら不幸になる」という言葉を思い出した。

まだまだ人手は必要です。その一方でボランティアにのめりこんで中々普通の社会生活?に戻れなくなるボランティアハイという現象もあるようです。ボランティアに参加されている中には失業している人や仕事をやめてボランティアセンターに長期間滞在している方々もいました。自分が必要とされる心地よさとともに自分を承認してくれる居場所を求めているのではと感じます。そう考えると普段、自分はどれだけ自分の周りの人たちを必要な存在として承認しているだろうか?それは当たり前の存在ではなく有難いことなのだ。自分を支えてくれる存在としてもっともっと感謝しなければと感じた。

大阪から親子で参加した方からはボランティアに参加するよりも二人分の旅費交通費を寄付したほうがいいかな?なんて話になりました。その時々の金銭的価値のみで計ればその通りかもしれませんが、災害ボランティアに参加することで得られた金銭的価値以外の価値(共感し感謝する心)を自分の周りの人々に伝えていくことで、一人でも多くの人たちが今回の震災を自分の事として受け止めてくれることはとても大切なことだと思う。そして今後は相互に支えあうこと、分かち合うことで成り立つ社会になるのではないかと感じます。

最後にボランティアに参加させて頂いて感じることは、今与えられた使命の中で一生懸命生きること。そして人は本来出会った人々のお役に立ちたいという心根を備えていること。さらに周りの人々の喜びが実は自分の喜びになることをあらためて気づかされた。

今後もボランティアに参加していこうと思います。また多くの方にも機会があれば参加することでたくさんの気づきが得られるのではないかと感じます。そして私も含めて一人一人がほんの少しずつ変わることで心の豊かな社会の実現に近づくと確信しています。       
201110月 物江 学

 

本日も最後までお付き合い頂き感謝です! 

2024/03/06

自己成長に繋げるために

 ご覧いただきありがとうございます。市村です。

以前の野中の記事にもありますが、年末調整等を終え、

一旦落ち着くはずの月であった2月も怒涛のように過ぎ去り、

3月も上旬が終わろうとしております。

新しいお客様との出会い、新しい業務のお引き受け、お客様の多岐にわたるご相談、

事務所って自分のデスクでPC触ったり、電話を取って仕事をしているんでしょ?

なんて思われがちですが、お客様とのアポイントや、官公庁へ相談や提出などで外出、

勉強するための書籍を探しに行ったり、オンライン研修会に参加したり・・・

身体も動かすこともありますし、何より頭を動かすことがいっぱいです。

弊所HPにもありますが、年度末ということもあり、入退職や36協定、

弊所に併設しております事務組合関係などの諸手続きもございます。

目まぐるしい日々には違いなのですが、個人的には

出会いでは目を見て、相談には話に耳を傾け、誠実に対応することを心掛けています。

最近、担当としてお受けした相談は・・・

残業について、休日や有休休暇について、雇用契約について、36協定について、

労働保険の成立のことについて、産業医について、就業規則について、助成金について、

介護保険の令和6年の改正についてなどが、相談内容の一部です。

正直、難解な問題で答えを出すまで生みの苦しみ?があるときもあります。

法律ではこうなっているが、それを踏まえて担当としてはこう考えている。

では他の視点で同じ課題を見たとき、ほかにも懸案すべきことはないか、

過去に似た事例をスタッフで経験した・教示を受けたことはないか。

所内ではそういう時には、共有・声をあげることで多角的なものの見方をできるように

いていく風土を作っていくことで対応力を上げることを目指しております。

朝礼・日誌についてはこのブログにでも何回も触れられる頻出単語ですが、

私自身も、そういった発言の場を大事にしていくことで、

「大変だなぁ」というマイナス感情で終わりにするのではなく、

「自己成長につなげ、お客様に寄り添いたい」プラス感情で動くように心がけています。

先日もその旨を日誌に記した際に、物江より

「よい捉え方ですね」と感想をいただき、それが自己肯定感にも繋がりました。

あとはこの思いと行動が一になることが必要なので、

伝え方(シンプルに分かりやすく)の訓練をしている最中です。

自分もまだまだ勉強して学んでいる成長段階です。

ですが、お客様の相談はその過程で非常に大事な機会になります。

「聞いてみたいことがあるけど・・・」

「こんなこと尋ねたら失礼かな・・・」

そんなお気持ちは持たず、ぜひご連絡ください。

弊所一同、ご連絡お待ちしております。





こちらは、先月のお誕生会でみんなでいただいた高月堂様のモンブラン。

有名ですよね。

ちょうどいい甘さと美味しさで、仕事のよいリフレッシュになりました。

ご馳走様でした(^^)


2024/03/01

2025年新卒予定合同企業説明会にチャレンジ!

おはようございます。物江です。

 

いつも思いつき、思い込みブログにお越し頂きありがとうございます。

 

本日も「「心理的安全性の高い自立・自走のチームを目指して」シリーズで行きますのでよろしくお願いします。

 

あっという間の3

 

2月は結構盛沢山でした💦

 

その一つが2025年卒の採用へチャレンジです

 

前回のブログの通り県内の大学の合同企業説明会に出展させて頂きました 



急に新卒ですか?決して思いつきではありません

 

物江はいい会社巡りがライフワーク?ですがいい会社の共通項は新卒採用です

 

では新卒採用している企業すべてがいい会社かと言えばそうとは言い切れません

 

新卒は価値感(癖)がなく初めて会社の価値観に染まりやすいとかおっしゃる経営者もおりますが一理はあります。

 

中途採用でも成長する人は素直です。新卒は素直である可能性が高いというだけです

 

今までの社会人の中で前職の経験を多く語る人ほど成長はしない人が多いかな

 

過去と比較、経験したことしか語れないは学習していませんと言っているように聞こえます

 

物江もその様な時はあります。経験で乗り切った時は決して良かったとは感じませんね

 

ああ、進化していない・・・と

 

どの仕事も最新学習歴が大事

 

新卒採用はこれからの素直な人財を採用できるって・・・こちら側だけのエゴ?

 

学生にはあまり関係ありませんね

 

物江は新卒採用にチャレンジすることは社内の改善、改革を進めなければならない

 

自社の変革のチャンス

 

教育制度をもっとわかりやすく

 

待遇面のアップ

 

社風改善

 

会社を水槽に例えると水質を良くしないと繊細は新しい魚は住めない

 

耐性のあるベテランの魚だって本当はきれいな水質の水槽がいいに決まっているけど

 

長年の耐性で麻痺しているのかも

 

さて今回は6名の学生が社会保険労務士に関心を持ってくれたことは素直に嬉しかったです

 

学生さんが来たら何を話したの?

 

自社のPR

 

まったく考えていませんです。

 

お題は社会保険労務士の職業的使命

 

また、堅いんだよ

 

職業的使命とか

 

なんか重くない

 

学生引かない・・・

 

サブテーマはVUCA時代とLIFESHIFT

 

またまたわからない

 

不透明な時代だけと寿命などが延びる

 

これから先どうやって進んだらよいか

 

A:だれか先人が歩いた道を歩く安心感

 

B:自分軸を持って自分の足で歩いている安心感

 

まさに皆さんは選択の岐路です

 

社会保険労務士って自分の足で歩いていくこと

 

社会のセーフティーネットの一助の役割とともによりよい働くを考え創造する仕事

 

決して会社とそこで働く人だけのサポートではなく

 

プラベートまでにも影響や関わりを持つかもしれない職業なんです・・・・

 

学生に伝わったかはわかりません

 

また、うちを選択しなくても訪れてくれた学生へ自分軸を持って就職活動に向かう勇気づけに少しでもなったらいいなぁと思います

 

新生アイディールフォレストとして今年のテーマは「変化と挑戦が機会を創造する」は

 

まだまだ続く

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。 

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