おはようございます。物江です。
いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
時々ご相談頂くのが「うちの従業員は言われたことしかやらない」「言われたらやる」
従業員(組織風土の相談といっても良いかもしれません)の相談です。
考え方を変えれば「言われたことをやってくれればいいのでは」「言ったらやってくれるなら」良いでしょとも考えられます。
経営者からすれば「もっと自主的にやってくれたいいのに」思っています。
そりゃあ経営者は自ら事業を営むことを選択したのでそのようなマインドです。
従業員からすると「勝手にやって怒られたり」「何をして良いかわからない」ということもあるでしょ
この悩みを解決してくれるかもしれないのが社内の委員会活動やプロジェクトチームだと思います。
厳密には委員会活動とプロジェクトチームは意味合いが異なりますがここでは経営課題に対して従業員が主体となって取り組んでいくこと。できれば普段の業務を超えた横串的な役割です。(普段話さない人と話と新たな気づき距離感が縮まります)
かくもアイディールフォレストは今までプロジェクトチームを何度結成し、その都度失敗してきたか?
2勝8敗くらいです💦
失敗の原因は主に二つ
・経営課題と言ってあれもこれもと盛り込みすぎた(理想論で終わった)
→これは経営者の課題
・プロジェクト業務は通常のルーティン業務より優先順位が低いと思っていたこと
→これは従業員の課題(とはいえ意識づけできなかった経営者の責任です)
よって今期は
①プロジェクトの優先順位をつけて絞り込む。
②プロジェクトの期間は3か月を一区切りとする(3か月以上続いているものもあります)
③プロジェクトとルーティンは同列であると宣言し、加点の対象とする
④プロジェクトの計画、日程を事前にスケジュール化する
以上で今期は紆余曲折もありながらも結果を出しつつある。
週1回30分くらいですがよくミーティングをしていましたね
ミーティングもその時の司会者の下準備によって内容も濃くコンパクトに終わったと時々話を聞いています。
では来期も同じに行く?
とはなりませんです。
なぜって変化のスピードが早すぎて次から次へと経営課題が見えてくる。
これを解決するのはプロジェクトや委員会活動でスタッフが当時者意識を持って主体性を発揮するしかない!
ポイントは当事者意識を持って主体性を発揮するには「権限、裁量を増やし、プロジェクトが経営に大きな影響を与えることを共有する」
経営に影響を与える仕事なのです。
だからプロジェクトの位置づけを集約(上げた)したのです。
全員経営!スポーツの世界で例えて野球でもそれぞれポジションがあり・・・と話したらわからなかった。伝わらなかった・・・・
じゃ最近熱戦を繰り広げたバレーボールで言えば確かにエースアタッカーがヒロインかもしれない。司令塔はセッター、守備の要リベロ、サーブの得意なピンチサーバー、ベンチ、コーチ、監督・・・
まぁ中小零細は全員で戦うしかない。
あとは約20%の時間と資本は未来につながる活動に投資しないと未来はさらに厳しい局面になると予想している。
来期は以下の3本柱に再編・集約する。
① 内部効率化プロジェクト
② DX・AIプロジェクト(内外を含む)
③ 経営企画プロジェクト
の予定である。
各プロジェクトの中にさらに4~5くらいのカテゴリーがある
事業を取り巻く環境が早すぎて、従来の状況の延長線上では厳しいと判断している。幸いにも今期はプロジェクトチームが機能し、成果を出てきているのでこのまま従来の業務(手続き、給与計算等)とプロジェクト業務が同等である位置づけとしています。
2on1の結果、個々の経験、能力、特性を生かすことも重要な課題です。
このプロジェクトの実行により、生産性、先進性、主体性が実現します。
スタッフの中にはまた、思いつき?変えるの?聞こえてきそう
納得と共感、そして公平な評価で賛同して頂く努力をするのが経営者の仕事である。
本当は誰もが主体性を発揮したい。その機会がプロジェクトチームや委員会活動だと思う。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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