2023/07/17

先人の教え

ご訪問ありがとうございます。

野中です。

この3連休、暑かったですね。本当に暑い。

私は、ジムに行った以外は家に引きこもっていました。

数か月前、オーディオブックを聞き始めたのをきっかけにNHKオンデマンドを解約したのですが、どうしても「100分de名著」を再開したくなり、また乗り換えをしてしまいました。

オーディオブックは人気の本が聞き放題だったりしてよいところはたくさんあるのですが、こちらはどうしても自分好みのものばかり聞いてしまう傾向がありまして。

100分de名著は、経済、宗教、哲学、科学、小説、オールジャンルで分かりやすい解説を交えながら本のあらすじを紹介しているので、適切な表現ではないのですが、効率的に幅広く知ることができます。

という発想になったのには訳があり、先日スタッフEが教えてくれた「成功はアート、失敗はサイエンス」という言葉が忘れられなく、失敗は歴史(先人)から学ぶものだと思い立ちまして。

人間、技術を身に付けるための知識を習得しようとするときは自発的ですし、アイディアを商品にしていこうとか、そういう時は他人のアイディアをバネにしつつ、自分で発想していくものですよね。アートは自分の才能にかけますからね。それが自分の身になってきたり、うまく回ってくると本当に楽しい。勝ち癖がつくというか、無敵感覚になるというか。

ただし、その思考に危険信号を出してくれるのが、歴史(先人)だと思うのです。


諸行無常、人生塞翁が馬

人生不条理なことで積み重ねてきた努力や経験が水の泡なんていう事態がおこるかもしれない。

そんな時、歴史上の人物だったらどんなふうに感じたのだろうか。


ブッダの、自分の心を苦しめているものは執着心からとか、

ガンディーの土俵に上らない戦い方 とか

哲学者たちが出している幸福論(主旨は違いますが、共通しているのは自分の欲望のままに生きることは幸福には結びつかない) とか


憧れの人間像(私は意志の強い女性に憧れているので)

アンネの日記、赤毛のアン、プライドと偏見に出てくる主人公の心の中を知ったりとか、


本から学ぶことはたくさん。


私の中で特に心に残っているものは、

フランクルの「夜と霧」と

神谷美恵子の「生きがいについて」

状況は違いますが 共通点は極限状態の中の心理を書いています

本を読み解いていくと、哲学や宗教からくる言葉によって心が支えられる人は、穏やかに生きられる強さがあるようです。


どんな会社でも必ず、修羅場を経験します。面倒なこと、たくさん出てきます。そんな事ないですか?だとしたら、問題を直視しようとしない寒い会社です。穏やかとは違います。人が存在する分、欲がうごめき、大なり小なり毎日衝突がおきています。

誰でも人生の中で、土壇場、正念場を迎えるときはきます。

そんな時、先人の言葉が自分の出す判断を後押ししてくれると思うのです。

歴史は、人類のサイエンスなのだから。

















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