2023/03/14

3.11からの気づき

 おはようございます!物江です。

 

いつも思いつき、思い込みブログにお越し頂きありがとうございます。

 

本日も「人が成長し、輝く人本経営を目指して」シリーズで行きますのでよろしくお願いします。

 

市村のブログにもありましたが3.11から12

 

干支が一周したわけです。

 

2011年は兎年だったんですね。

 

今回は3.11に石巻に行って来ました。

 

震災直後から今日まで茨城から被災地へバスを出している石塚観光さまのボラバスに参加させて頂きました。

 

10年間は毎年被災地に行くと思っていながらここ23年はコロナだ、ウクライナ情勢などで意識が遠のいていたと感じました。

 

1年半ぶりの石巻!

けっして自分は3.11に被災地に行って来ましたよ!でもなく皆さんも行った方が良いですよということはありません。

今回は50数名のうち初参加が1割強くらいいらっしゃいました。

 

毎回、行く度に気付きを頂くのですが自分の中に風化していましたね。

 

12年経って復興している、復興していない現状を観てどうすんの?

と言われればそれまでですが・・・・・・・

 

一番の気づきは被災した方々に当時から今まで状況を聴いて「自分に置き換えて考える事」だと感じます。

 

一瞬にして家族、親戚、仲間と家屋、仕事を失った極限の中で如何に生きたか、生きていくかを聞くと自分の生き方を考えされられます。そして大切なものは何か!改めて考えるきっかけになります。

 

今回は日記的なブログです。

 

2時起床

中々寝付かれず3時間弱の睡眠ながらもさっと準備して2時50分に家を出る

430に茨城の那珂市をバスに乗り換え一路石巻へ

 

9時に大川小学校へ到着し、語り部さんのご案内で学校が見下ろせる高台へ

 

語り部さんの話しの詳細な内容は自分の胸の中に留めておくことも沢山ありました。

 

この高台は1分で小学校1年生の足でも簡単に登れる場所です。

ここに避難していれば児童74名、教職員10名の命は確実に助かった場所です。

 

結果論という方もいますが結果論は考えられる中で最良の選択、行動をした上で自分の力の及ばないことに影響を受けた場合の結果に対して言えるのであると感じました。

 

破壊された校舎を見下ろした場所で改めて助かるはずの命が助からなかったと感じます。

ほんと、無念、無念さが伝わって来ました。

 

途中では無念、憤りなど言葉では言い尽くされないことにこちらは涙が出てきました。

 

そして震災後真相を知りたい思いましたが関係者からは納得できる答えはなかったどころか箝口令、嘘、真実とは程遠い回答の数々・・・・・・

 

裁判に訴えるしかなかったようです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4335deea7caf50818586c2648291b1e38bc62295

 

ドキュメンタリー映画「生きる」で詳しく描かれています。

 

裁判に訴えるとお金目当てだとか謂れのない誹謗、中傷にさらされることになったそうです。殺害予告まで!

 

真実を知りたいだけなのに・・・・・・

 

関係者が責任を持って話してくれさえすればいいのに・・・・・

 

だからこそ3.11 大川小学校で起きた真実を多くの人に知ってもらいたい信念が感じられました。

 

自分達のような遺族を二度と出したくない!

 

今は震災後ではなく震災前である。次の震災の前である

 

いつ、どこで災害に合うかわからない!

 

だからこの震災から学んで欲しい

 

咄嗟の判断なんてできない。事前に準備、訓練するしかない

 

自分の命を他人の判断に任せるのですか!!!

 

今回は来て本当に良かったです。

 

大川小学校には何度か足を運ばさせて頂きました。

 

この高い台にも・・・・・

 

来た時には大切に感じたことがいつのまにか忘れていく自分がいるので今後訪れたと思います。

 

その後、雄勝ローズファクトリーガーデンに移動してオリーブの木へのたい肥運搬等々をほんの少し

http://ogatsu-flowerstory.com/

 

ここは教員を退職されたあと地域の憩いの場になればと思い開設されたそうです。

 

無償で受けた恩は無償で返すので是非皆さん、バラが見頃な5月下旬から6月に来てくださいとのことです。

 

3.11は被災地にとっては特別な日!

皆さんからは使命感のようなものを感じました。

 

最後は震災遺構の門脇小学校を見学させて頂きました。

https://www.ishinomakiikou.net/

 

震災当時を知る施設になっています。

多くの皆さんとともに246分、海に向かって黙とうを捧げました。

改めて特別な日だと感じました。






本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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