野中です。
先日参加しました自主勉協会のテーマ「プレイヤーからマネジメントの移行について」が興味深いものでした。
一般的な人事評価は、従業員の業績、態度、能力等を評価し、報酬や昇進を決定していきます。
そこで、評価がよい従業員が昇進し管理職になった場合、管理職としての評価もよいのかという疑問がでてきます。
こちらは皆さんもご想像できるかと思います。
好成績のスポーツ選手が監督になった際、チームの成績を上げられるかと 置き換えれば分かりやすいですね。
優秀なプレイヤー は 優秀なマネージャー になるとは限らない です。
最悪のパターンになると、
優秀なプレイヤーがマネージャーになる
↓
現場に優秀なプレイヤーがいなくなる(損失大)
↓
優秀なプレイヤーが劣等のマネージャーだった
↓
組織全体が衰退(損失最大)
ということで、優秀なプレイヤーをマネージャーにした場合、リスクを生じるという可能性も出てくるのです。
勉強会では、どのようにマネージャーを選出するかという内容でした。
ここからは私の偏見も入った意見です
・中小企業では、プレイヤーとマネージャーを分離するほど人的余裕がなく、ほとんどがプレイングマネージャーになる
・優秀なプレイヤーがプレイングマネージャーになると、プレイヤーに重きを置いてしまう場合がある
なぜ?
→優秀なプレイヤーは、業務の成果を得ることを自身のモチベーションにしていることが多い
組織全体を把握する立場になると、優秀な人間ほど組織にある穴が気になり、穴埋めに回る
結果、マネージャー業よりプレイヤー業を優先してしまい、組織全体の生産性を高めることに繋がらない
人の役に立つことでモチベーションが持続するものもいれば、
目標が達成したことによりモチベーションが持続するものもいるので
人の特性はそれぞれ
優秀なマネージャーはどのような特性がもっているものがよいのか についての議論は別にして、
優秀なプレイヤーだったのに、マネージャー業務の方はさっぱりで・・・と悩んでいる組織は、マネージャーの役割分担を組織全体で把握していくことをしてみるのも改善策のひとつかなと思うのです。
来週は、プレイヤーとマネージャーの役割を作らない、自走する組織について考えてみたいと思います。
今回は堅苦しいテーマでしたので、
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