2023/03/10

あれから12年

 ご覧いただきありがとうございます。市村です。

本日は朝礼の司会担当でした。

このブログにも時折出てくる1分間スピーチでは、シェイクアウト訓練についてお話しました。

理由は明日の3月11日、東日本大震災から12年の時が経つからです。

自分は被災当日のことは未だ強く脳裏に焼き付いているものの、我が家では、まだ産まれていない次男はもちろん、当時1歳半だった長男もその記憶はなく。

風化させてはいけないなと思っていたところで、シェイクアウト訓練の情報に辿り着きました。

シェイクアウト訓練は、地震の際の安全確保行動

①「まず低く(DROP)」

②「頭を守り(COVER)」

③「動かない(HOLD ON)」

の3つを身につける訓練であり、

時間をかけず出来る、場所を問わず出来る、家庭・学校・職場の実態に応じて実施できるなどの特徴があります。

①は地震の揺れで身体が倒れないようにするためです。

家庭だったら食器棚や、屋外ではブロック塀や瓦などから離れた場所で行う必要があります。

②は、机の下などが有効です。

外出中ならカバンなどを使って頭を守ります。

実際に小学校での登校時を想定したシェイクアウト訓練では、ランドセルを使って頭を守るという指導がされています。

③はついつい室内から屋外に逃げたいなどの心理が働きますが、地震による怪我は割れたガラスの破片や落下物などが原因となることが多いため、まずはその場から地震が収まるまでじっとすることが重要だそうです。

なんだ〜これなら簡単に出来そうだ!と思いますよね。

だけど、日頃からの訓練でこの行動を身に着けないと、自分の身を守れないそうです。

パニックに陥ると、人の7割は凍りつき症候群となり、何も動けなくなるという報告も出ています。

だからこそ、知るだけでなく、自分で考え、繰り返し実践して身につけていく過程が必要なんですね。

人生においても共通するところがあるような…。

ぜひ参考になればと思います(*^^*)

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