2022/01/20

自走する組織④最終回

ご訪問ありがとうございます。

野中です。


前回までは、

自走する組織① 第1段階「マネージャーの役割を変える」

自走する組織② 第2段階「問題提起は現場から発信させる」

自走する組織③、第3段階「チームで意思決定をする」

と記事を書きました。


今回は、自走する組織シリーズ最終回、「自走する組織のチームコミュニケーションのとりかた」についてです。


チームの在り方を考えつつ、コミュニケーションの取り方をお伝えしていきます。

チームは、現場毎につくります。

チームは現場の問題を表面化し、解決することを目的とします。

●能力等による役割の違いは認め合う、立場はフラットな関係にする

⇒チーム内は、信頼関係が成立していますか?自走するチームには、信頼関係が重要な要素となる

●責任は、チームにあるということを共通認識とする

⇒上司が決定した、などの責任転嫁はしない

⇒責任がチームにあるということは、誰もがなぜ、どうして、どうやって、いつまでに、など説明することができるということ

●特定の人間を責めたり、正そうとしたりするのを目的とせず、課題や行動について話し合う

⇒問題志向から解決志向へ。建設的な話し合いをする

●マネージャーは、話合いが本質から外れたとき、意見が対立してまとまらないときに、目的に向かうための案内役になる

⇒マネージャーは、自分の出す解決策が最善策だという考えを完全に拭い去り、チームが出した意見を理解し、尊重する。マネージャーの忍耐力が必要。

●個人の意見は、どのような意見でも尊重する。遠慮や虚栄心を捨て、本来の自分を出せる空間にする。

⇒心理的安全性の高いチームにし、言いやすい雰囲気をつくる。限界値に個人差があることは認め合う

⇒チームで助け合い、補い合う。1人で完走しようとするのではなく、チームで完走を目指す

●決定事項は、チーム全員の合意を得る

⇒お互い譲歩する気持ちをもつことや、決定した後でも不具合を修正していこうとする柔軟性をもつことにより、社会性を保つ。


まとめ

自走する組織を学び感じたことは、

自走する組織とは、より人間らしく仕事をすることができる組織ということ

人間らしくとは、自由に自分で考え、言葉にできるということ、

人間らしく仕事ができる組織ということは、寄り添い、思いやり、助け合うことで社会性を高め、利益を享受できるということ

💫💫💫💫💫


今回で自走する組織シリーズは最終回となります。

正直に言いますが、今回のテーマは、昨年末頃のブログで予告した時から勉強をし始めました😓

参考文献を読みながら、自分なりの解釈をし、経験や意見を交えながらまとめました。

ご興味をもっていただけたら幸いです。


参考文献は、

英治出版

「自主経営組織のはじめ方 現場で決めるチームをつくる」 



今週の茨城いいもの発見コーナー

茨城県神栖市 株式会社高木商店さんの 

さば水煮缶













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